2018/08/19 14:53

8月17日(金)の夜6時から”まちゼミ”を開催しました。"小さな古書店を開こう”と銘打ちまして、めだか古書店での査定の方法といろんなタイプの古本屋さんや古書店、新古書店の査定と品揃えに関するお話をさせていただきました。

今回は、顧客さんが1名とNPO法人にぎわいコンソーシアム園部から参加者として1名、当日の進行と企画を手伝っていただいた南丹市地域おこし協力隊の方1名、あとは店舗の奥のシェアハウスの住民の方が1名の参加をしていただきました。
ちょうど、数日前から気温も下がり過ごしやすく、参加者の皆さんとも和やかに進めることができました。正直、人様に何かをレクチャーなどするのはおこがましいのですが、少しでも古本屋さんの実態について知っていただけたらと思い開催しました。緊張していた私に変わって南丹市地域おこし協力隊の方が進行をしていただいたので、何とか進めることができました。
当日に参加者の方たち(今回は3人の方)にそれぞれ3冊ずつ、人にオススメしたい売りたい本を用意していただき、実際の査定をさせていただきながら値段を決めるポイントなどを説明させていただきました。後半には、ご自身の3冊にくわえて7冊をお店の中から選んでいただき一つのお店としてコーナーにする作業をいたしました。当初、それぞれのお店を準備していただく予定だったのですが、子ども向けの大判の本を持ってきていただいた方があり、用意した本箱では収まらなかったので、3名の方の共同のお店と言うことでまとめさせていただきました。
それぞれの方の個性が伺える品揃えとなりました。
顧客さんの用意していただいた本が、京都の町中で自費出版している雑誌三冊を持ってきていただきました。なかなかパンチのあるローカル色の強いサブカルチャー系の漫画雑誌。
NPO法人にぎわいコンソーシアム園部からの参加者の方は、”本格的な内容の人間のカラダの開く絵本”・”水生動物・両生類の図鑑”・”かわいいイラストで各地の動物や特産品が一目で分かる地図”でした。
最後にシェアハウスから参加していただいた方は、紅一点、”女性らしい小説の単行本”・”アフリカ働く動物の女医さんの本”・”人生観を変えた世界一周の本”という若い女性のセレクトでした。
この本に、お店の本を合わせて計33冊を”くじら書房”と名付けて店舗にて販売しております。
女性の参加者が名前とクジラを書いて小さいかわいい看板を貼っております。
ぜひ、見に来てください。
いつもの、店舗の分類とは違った商品の置き方で面白く感じております。何が売れたかは、また、報告させていただきます。